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平田百彩(ひらたもか)です。小さなウェブデザインオフィスをやってます。ウェブサイト作るしか脳がない不器用な人間です。デザイン以外にもいろいろ多趣味に仕事してます。いろいろノンジャンルなブログ。
by mokamom
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売りの大切さ♪
お店の売りはなんですか?一押しのメニューはなんですか?

そんな質問にすぐに答えられるでしょうか?

よく聞かれるのが、「なんでもうちのはうまいよー」的な回答です。

確かにそうかもしれません。

しかし、なんでも美味いと言ってしまっては、お客様の質問に答えていません。そんな質問をするお客様は大抵の場合、初めてそのお店に来店し、お店の力試しをしたいと考えているからです(単にメニューに迷ってしまっているだけかもしれませんが)。

そんな時に、「なんでも美味い」と答えてしまったら、お客様にお店の魅力を最大限に伝えることが出来ません。なんでも美味い中で、お客様に最大限にPRできる商品を常に考えておくべきだと思います。それも日毎に変わる、おすすめメニューじゃなくて、グランドメニューから提案するべきだと考えています。

なぜか。

お店の一押し商品を気に入ってくれたお客様は、お店を他の人に紹介するときに、必ずメニューをセットでお勧めしてくれるようになるからです。そうすると、紹介されたお客様もよほど自分の趣味に合わない場合を除いて、そのメニューを頼んでくれます。この紹介循環が続くと、自然とお店の看板商品が出来てきます。つまりグランドメニューに残る人気商品を、お客様が作ってくれるのです。

これが日替わりのオススメメニューを出してしまって、次に紹介されたお客様が来た時にはなかった、ということになるとちょっともったいないですよね。紹介循環が途切れてしまう可能性だってあります。

「なんでも美味い」という回答は、「売りがないお店である」といっているのとほぼ同じ意味だと思ってます。なんでも美味しいお店は、不思議とお客様の記憶に残りません。他のものが多少いけてなくても、とっても美味しい商品が一品だけあるお店はお客様の記憶に残ります。すると、あれを食べたくなったら、このお店というイメージがお客様の中に作られるんですね。

お客様の気持ちを考えて、それを営業にいかすこと。大切なことです。
by mokamom | 2006-09-25 20:33 | チョコッと販促ネタ
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