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平田百彩(ひらたもか)です。小さなウェブデザインオフィスをやってます。ウェブサイト作るしか脳がない不器用な人間です。デザイン以外にもいろいろ多趣味に仕事してます。いろいろノンジャンルなブログ。
by mokamom
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口コミマーケティング、初めの一歩
お店はいつもお客様を集めるのに必死です。

「今はこれ以上お客さんが増えても困るなぁ~」、なんていうお店も無い訳ではありませんが、最初は皆、一生懸命集客努力をしてきました。

そんなに集客努力をお店がしなくっても、お客様が来てしまうお店。うらやましい限りですが、そんなお店には必ず強力なファン(常連さん)がいます。そのお店が好きで好きでたまらない、そんなお客様です。そのお客様が、より多くのお客様をお店に連れてきてくれる、という訳です。つまり口コミスト(口コミでお店を宣伝してくれる方)なんです。

大抵のお店には、多かれ少なかれファンの存在はあります。しかし、ポジティブな(お店に好意を持ってくれる)口コミストとして宣伝までしてくれるお客様が、どれだけいるでしょうか?

「そんな口コミしてくれるお客さんが増えれば苦労はしないよッ!」

なんて声が聞こえてきそうですね^_^; それでは

口コミしやすい工夫をお店はしているでしょうか?

?んっ??

いかがでしょうか?なんなんでしょうね、口コミをしやすい工夫って。

そもそも口コミとは、“記憶を自分の言葉に置き換えて、人に伝えるという行為”な訳です。

ここに一つの答えが出てきました。“記憶”に残らなければ、口コミの対象にはならない!という事です。お客様がお店から帰った後にも、強く記憶に残るお店作り、商品作りはしていますか?

まずお店の“こだわり”をしっかり伝えているでしょうか?これはポップでも、会話でも、メニューブックでもなんでもいいと思います。お店の存在意義とか価値観などを、お客様にシッカリと伝えていく。これが大切なポイントだと考えています。

そして次に“人に伝える”訳ですから、伝えやすい事も大切なファクター(要素)になりますね。そのために、お客様に分かりやすい“売り”が必要でしょう。“売り”はお店の看板商品だったり、サービスだったりいろいろなものが考えられますが、それが的を得て、絞られていることが大切だと思います。多すぎる情報や断片的な情報は、時に少ない情報よりお客様を混乱させてしまうからです。

お店側からすると、お店の魅力を絞り込んで伝えるというのはなかなか難しいことだったりします。
「うちの商品は全部いいものしか出してないよ。」そんな想いは大切ですが、その中からお店のメッセージが詰まった伝えやすい情報を用意しておくことが、“口コミされやすい”につながるのではないでしょうか?

あれもこれも一度に伝えよう、ではなく“お店の入口につながるコンセプト”を最初に伝える事が、口コミマーケティングの第一歩だと思います。
by mokamom | 2006-08-21 21:24 | チョコッと販促ネタ
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